何か理由をつける客の特徴(ホストや一般人向け)和解有効期限(ホスト向け)

🍸売掛が遅れている客の言い訳は「体調不良で働けない」「生理休暇中で働けない」「生活費稼ぐのでいっぱいいっぱいで苦しい」「担当ホストのLINE消えちゃった」「携帯電話機を替えたから電話帳消えた」であり、とりあえずホストが分割払いでかまわないから和解書または借用書にサインしてほしいと言うと客は「今は入院中で外に出られない」「今出稼ぎ中で来月以降に書きます」と時間稼ぎをはじめ、実際に翌月以降になると音信不通になります。そして数か月から半年以上経った後に、ホストがなんとか時間を見つけて、遠方の地方の客の実家まで訪問し、本人がいると本人は完全にひらきなおっており「分割でいいですよね?来月末から毎月1万円ずつ払います、サイン書きます」となります。

何がおかしいか?

『今月中に和解できるならば分割でかまわない』という意味であり、担当ホストがわざわざ相当な期間を待って、交通費を使いわざわざ実家に訪問しているので、この場合は分割にはしなくともよいです。よって分割を客に提案する場合には、可能であれば、LINEでもかならず和解有効期限を設けてください。

例:ホスト「今月末までにきちんと話し合いできて書面にしてもらえれば分割でよいよ」「今月中に借用書けるなら分割和解するよ」等。

 

🍸よくお店で売掛発生時にあること

イベント終了後に売掛になり担当ホストが「支払いはいつでもよいから無理しないように」と言った場合に、その支払いが実行されることは、実家に訪問するか裁判しない限り訪れないです。

客は「いつでもいいって言ったじゃん」となります。

法律上は、ホスト(債権者)がいつでもよいと言っても、本当にいつでもよいわけではなく、最低5日以上できれば2週間位の猶予を持って客(債務者)にLINEまたメールできれば内容証明郵便をすれば、支払い日が有効となります。よってすぐに5日以上先の支払日を確定させて客に通知してください。

このように常識が通じない客はかなりいます。担当ホストの電話帳が消えたなら店に電話してくればよいだけであり、それもせずに、毎回何かと理由をつけて、かけを払わない客に本当に頭を痛めているホストがたくさんいます。しまいには客は「川上が実家にきたから払わない」や「川上に嫌がらせされたから払わない」や「川上は嫌いだから払わない」や等、本当にあきれます。

ホストと和解した後で払わない客の一番多い言い訳

ベスト1「口座がわからなかったので払えませんでした」

ホストが口座を伝え忘れていたら、客からホストに確認すればよいだけの話なのですが、なぜか数か月から1年以上もすっとぼけている客がいます。ようやく半年ぶりに連絡ついて、とりあえず遅れている分だけも入れてほしいと伝えると客は「えっ?口座を伝え忘れていたのはそっちの責任でしょ!だから来月末から1万円ずつ払いますよ笑」となります。

何かと理由をつけて払わない客はたくさんいます。

法律上はたいていの和解書や借用書には期限の利益喪失という項目が入っていますので一括請求が可能になります。

また売掛の支払いをしていない客は、また新たなホストクラブを新規開拓して、新しい売掛を作っている場合が多いです。客は風俗の出稼ぎが終わった後に自分へのご褒美を言い、新しく遊べる場所で新たな借金をスタートさせます。

_____

一般企業や一般の方へ

ホストが人間不信になったりホストが頭にくる理由が少しはわかりましたか?酒を毎日飲むだけでもつらいのに何でこんなモンスター客を毎回相手にするのか本当に死にたくなってくるホストが多いのも事実であり、実際は自殺するホストもいるぐらいです。ホストの場合はたいてい肝臓を壊して入院するか、何かの病気になり実家に帰省してから自殺するので、田舎で世間体を気にする親御さんからの希望で病死扱いで、ほとんとメディアに公表されることはないです。

ホストは命がけで仕事をしていますことをご理解いただければ幸いです。またこの修行というか苦行から這い上がるホストのレジリエンス(精神的回復力や耐久力)は本物ですので一般企業でも充分に働けると思います。このホスト業界で楽して稼いでいるホストはひとりもいないです。